【 G 組合員様(高齢者様)に対する対応 】
   
 
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総人口に占める65歳以上の人口比を高齢化率といいますが、高齢化率は25%を超えて超高齢化社会に突入しています。国土交通省「マンション総合調査」ですと
、マンション世帯主の年齢は60歳代が50%を超える結果となっています。
入居者様の高齢化に伴い、管理委託契約範囲外として扱うのではなく、管理会社として果たすべき役割を考えていかなければならない時期にきていると考えます。
   
 
高齢者様に安心・安全な生活を送っていただくため、管理組合様に適時、下記の提案をします。
   
共用部分の改良
 
段差解消、床面防滑、手すり・スロープ設置、エントランスホール〜階段室、駐車場・駐輪場への出入口手動式ドアから自動ドアへの変更、照明の照度アップ、エレベーター・自動ドアの開閉時間の延長、エレベーター設置、電動カー・車椅子設置スペース確保(充電用コンセント等設置)の提案をします。
   
入居者名簿等の整備
 
個人情報、プライバシー保護の観点から異論もでるでしょうが、高齢者様の救命を最優先に考え、年齢、性別、居住人数の情報以外に血液型、親族等緊急連絡先等、1年毎に整備(更新)します。
 
また、長期不在届け提出の協力を求めます。
   
エレベータートランクルームの鍵の統一化
 
救急隊の所持している鍵でトランクルームを開錠、ストレッチャーや担架でけが人や急病人を運ぶことを可能にする提案をします。
   
防災訓練(避難訓練)の実施
 
防災訓練を毎年実施、訓練を重ねて、もしもの緊急事態に落ち着いて行動できるようにします。
 
また、最低限必要な防災用備蓄品の購入の提案をします。
   
高齢者様の見守り
 
一人暮らし世帯(○○歳以上)の方については、ご本人・ご親族の承諾を得た後、 管理組合様、地域包括支援センター様、民生委員様と連携して定期訪問(お声がけ)を行います。
 
また、警備会社の高齢者見守りシステム「センター型・通報型・コミュニケーション型・その他、複合型」を使用しやすくするため、システム導入希望者を募り、とりまとめて警備会社に対しシステム導入費用の値引き交渉を行う。
   
   
 
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